地酒の豆知識 --16--

「お酒は二十歳になってから」といわれますが、どうして?

それには、いくつかの埋由があります。
1.耐性の問題
早いうちに飲みはじめると、アルコールに対する耐性ができてしまいます。アルコールを分解する酵素には、アルコール脱水素酵素とME0Sという二つの酵素があり、このうち、ME0Sは日本人にはあまりないものなんです(だから日本人はアルコールが弱いといわれます)。ところがこのME0Sは、お酒を飲んでいると、薬の耐性のように、どんどんと増えてきます。つまり、早くから飲んでいると、お酒に強くなってしまいます。
2.成長の問題
ホルモンの関係など、大体二十歳になると、人間の身体はほぼ成長を終えます。その成長期にお酒を飲むということは、いろいろな意味で問題です。特に、成長するはずの脳細胞を逆に殺してしまうことになります。また、脳細胞は二十歳を遇ぎると一日、五万から二十万個の数が死んでいきます。そして、この脳細胞がたくさん死んでしまう時というのは、睡眠不足が続いている時とか、泥酔した時なんです。
3.人生哲学の問題
若いうちは、人生哲学もないし、飲み方を知らないし、お酒の怖さもまだわかっていません。それで「イッキ飲み」など、無茶な飲み方をしてしまいがちです。常識のわかる年齢になってから飲むべきでしょう。
4.理性の問題
若いうちは、理性も少なく、お酒によってさらに理性を失ってしまい、犯罪に結びつきやすいという問題もあります。勉強もしなくなるでしょう。
以上のようなことから、「お酒は二十歳になってから」とうるさくいうわけです。
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