地酒の豆知識 --12--

最古の杯(さかづき)って何からできていたの?

酒を造ることを知った人類は、酒壺から酒を分ける器、つまり杯を身の回りのものから探して使いました。森近くに住む者は木の実の殻、海辺に近い者は貝殻、狩猟民族は動物の角といった具合に手近にあるもので液体のはいるものを酒の器として使いました。それぞれに種族や民族の特性が伺えますが、漢字の「杯」という字は、「不」という音が「分け取る」という意味を持っていて、“木に非ず”ではなく、“木製の酒を分け取るもの”という語義を持っているのだそうです。
樹木に恵まれた我が国では、古くから木製の杯が使われていましたが、もっとも古い記録では、何と「木の葉」が杯として使われました。
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