地酒の豆知識 --9--

「おさけ」という名前の由来は?

お酒はどうして「サケ」と呼ばれるようになったのでしょう。経緯は、次の4通りが考えられます。
1.[酒=栄え水]から、サカエ、サケエ、サケとなった。
2.[栄えのキ](キはお神酒のキ)から。キがカ行の転声でケ(サカエノケ)となり、これからノが取れ(サカエケ)、カエがつまってケとなり(サケケ)、ケケの重複がひとつにまとまり「サケ」となった。
3.[さける]という意味から。お酒を飲めば、風寒邪気を避けることができる。つまり「避ける」からきた。
4.[クシ]という古語からきたという説。クシは怪し、奇し、つまり木や石のくぼみに落ちた果物などが自然発酵し、その液体を飲むとなんともいい気分になる、不思議なことだ、ということから、「クシ」と呼ぶようになった。ちなみに、酒の神様のことを「クシの神」(久志能加美、久斯榊)ともいいます。どれをとっても、なるほど、お酒の功徳をよくいい表しています。さてあなたは、なに説を採りますか。
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