地酒の豆知識 --7--

「酒」の付く文宇ってどれぐらいあるの?

酒、酔、酌、醸造、発酵など、お酒に関係のある漢字には、必ず西(とりへん)が使われています。手元の漢和辞典を見ると、酉の付く文字は61字もありました。そのほとんどがお酒に関係する語ですから、とても興味が湧いてきます。
由来をたどると酉の字はもともと、酒壺を表した象形文字でした。古くは酉そのものがお酒を意味していましたが、のちに液体を表わすサンズイが付いて酒の字ができあがりました。十二支の酉の字に一致する動物が「鳥」であるために、烏へんと呼ばれていますが、飛ぶ鳥の意味はありません。酉の付く字の中で、配、酬、などのように、お酒とは直接関係のなさそうな文字もありますが、じつはこれらもやはりお酒と関連があります。例えば配は、お酒(酉)を配りすすめる人を意味しますし、酬は、主人が客にお酒をすすめることを指したところから、応酬、報酬などのように、こたえる、むくいる、を意味しています。
また、医という字の旧漢字に含まれる酉は、薬を意味し、古くはお酒が薬に使われていたことを示しています。
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