鳴門鯛 (なるとたい・徳島県)

うず潮で知られる鳴門に200年。阿讃山脈の伏流水を使い、昔ながらの山廃仕込みを忠実に守る。明治期に5代目が確立した酒造りを今に受け継ぎ、甘口が多い阿波の地で、貴重な辛口の名酒を醸す。
会社名/株式会社 本家松浦酒造場
創業年/文化元年
杜氏/田中 良治(但馬)


山廃特別純米
特別純米 濃醇中口
食中醇酒 +2.0〜+4.0

昔ながらの手間暇かかる山廃造りで醸された大吟醸。瀬戸内を渡る春風のように穏やかな味わい。 |
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純米吟醸原酒
純米吟醸
食中醇酒 +2.0〜+4.0

山廃独特のコクのある香りと幅のある旨味は、NYのトップ・ソムリエにも認められた味。 |
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撫養街道
純米吟醸
食中醇酒 +12.0〜+14.0

阿波特産の藍を運ぶ撫養街道。古をしのばせる枯淡の味わいの中に、旨味とコクが生きる超辛口。 |
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加美屋直蔵
食中醇酒

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造り
仕込水は阿讃山脈の伏流水で軟水系、米は「阿波山田錦」や「大瀬戸」などの酒造好適米を使用しています。自社精米によって高品位な米が得られるように技術改良し、蔵内の平均精米歩合は63%です。「温故知新」を社是として、文化元年から脈々と培われた伝統の味を現代に伝えるため、手間のかかる昔ながらの山廃もとでの仕込みを守り、高付加価値の製品開発に力を注いでいます。
歴史
藩政時代の阿波の国は蜂須賀家政が徳島に居城を構え、藍、塩、たばこの専売で栄えました。蔵の前の道は撫養街道と呼ばれ、藍の積み出しのために撫養港へ通う行商人で賑わったと伝えられています。古墳や貝塚が点在し、古くからの人の生活の跡も伺えます。また四国の交通の要所に当たり、霊場四国八十八所一番札所の霊山寺があり巡礼の出発点となっています。「鳴門鯛」は文化元年(1804)に創業し、明治19年に百魚の王である鯛のごとく端麗優雅であるようにと命名されました。
環境
四国三郎吉野川に育まれた肥沃な土地で収穫された米、阿讃山脈から湧き出た水に恵まれた環境にあります。大カメの登り窯のある大谷焼の窯元が数軒あり、容器が簡単に手に入ることから、古くから酒、醤油、みそ、酢などの醸造の町として知られています。さらに温暖で雨が少ないため16世紀より製塩が盛んになり、副産物を利用した製薬業が現在の主な産業です。平成10年には世界一のつり橋の明石大橋が完成し、ついに本州と陸続きになりました。
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