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富久錦 (ふくにしき・兵庫県)

酒米の王者・山田錦の故郷・播磨平野に位置する地の利を生かし、地元の良質米だけを厳選使用。”純米蔵”を謳い、純米造りに徹する。播磨中部丘陵からの伏流水で醸されるのは、酸味豊かな旨口酒。

会社名/富久錦 株式会社
創業年/天保10年
杜氏/小林 信男(丹波)



Fu
純米 中口甘口
食前 -50〜-60

まさにフルーティーな香りと味わい。キュートな爽やかさを見せてくれる低アルコール酒です。

育てもと
純米 濃醇中口
食中醇酒 +1.0

健全な酒母を手間ひまをかけて育成するという考え方から山廃という言葉を使わず「育てもと」と名付けている。まろやかな酸味と濃醇できめ細やかな味わいの融合した食中酒。


郷味深辛
純米酒 濃醇辛口
食中醇酒 +2.5

富久錦が辛口酒造りに初挑戦したお酒。旨みのある酸が刺激的で後口に辛さがふっと湧いてくる。

純米冷酒
純米 中口中口
食中爽酒 +1.0



神代の舞
純米吟醸 中口中口
食中爽酒 +1.0

半分まで磨いた地元加西産山田錦と熊本酵母で醸したお酒。山田錦の持つ旨みが十分に引き出されていて、程よい酸味とキレをもった味わい。爽やかな余韻が心地よい。


純米酒 濃醇中口
食中醇酒 +0.5

兵庫県の地酒屋の有志23名が、蔵とともに地酒のさらなる発展を願った共感の酒。


瑞福
純米大吟醸 中口中口
単独薫酒 ±0

地元で特別栽培した山田錦を40%まで磨き上げ、手洗いで洗米を行い、丁寧に醸された大吟醸。

多加野
純米 中口中口
食中醇酒 +1.5

加西市の山田錦産地の旧地区名を酒名とするお酒。山田錦のもつ旨みの表現をテーマとして、上品で軽やかな味わいとほのかな含み香を堪能できる純米酒。


播磨路
純米吟醸 中口中口
食中醇酒 +1.0

澄んで爽やかな吟醸らしい造りの中に、米の香りと旨味がいきいきと息づく。秀逸な純米吟醸。

美田一醸
中口中口
食中醇酒 +1.5

キヌヒカリというお米は、地元では「根日女のかがやき」というロマンある別名をもつ。根日女とは、土地の神話に登場する女神。燗酒にして味わいふくらむ燗上がりするお酒です。


米米酒
食前 -68

「胃にやさしく身体によい」といわれるライスパワーエキスを加えた話題の低アルコール酒。まるで水菓子をはむようにソフトな味わい。パーティーのお酒や食前酒としても持ち味発揮。

名門酒純米
純米 中口中口
食中醇酒 +0.5

ふくらみがあって芯もある。すっきり飲み飽きしない調和のとれた味わいが秀逸。



造り
富久錦の酒造りは「人と自然の調和」をモットーに、酒造好適米「山田錦」をはじめ「キヌヒカリ」「日本晴」など、地の利を活かし、全て地元産の良質米を使用しています。また緑豊かな播磨中部丘陵から流れる伏流水は蔵元の井戸にやや軟水系の水として湧き出します。
歴史
古代文化の宝庫といわれる加西市の歴史は古く、山陰と山陽、さらに畿内を結ぶ古代交通の要衝でした。酒造りの歴史も古く、出雲から大和へ伝えられたという酒造りの伝説を証明するかのような史蹟もあります。「富久錦」は天保10年(1839)、代々名主であった稲岡作五郎によって創業されました。作五郎は近郊の名刹・法華山一乗寺の見事な紅葉の「錦」に、めでたい言葉「富久」を合わせて酒名を「富久錦」としました。以来、常に日本酒の将来を見据えた考え方は歴代当主に受け継がれ、平成4年には全量「純米酒」だけを造る蔵となりました。
環境
兵庫県・姫路の北東。米どころ播磨平野のほぼ中央に位置する加西市は北に中国山地がせまり、南の播磨中部丘陵地帯の小高い山々に囲まれた人口約5万2千人の緑豊かな町です。加西は近年、工業も盛んになりましたが、古代の古墳や仏教史蹟も多く年間110万人を超える観光客が訪れます。この加西から東に向かう一帯は、酒米の最高峰・「山田錦」の主産地として知られていますが、加西は温暖で降水量が少なく、米作りのための水も不足がちなため、多くの溜池が点在し、より一層風光明媚な景観美を醸し出しています。



富久錦