都美人 (みやこびじん・兵庫県)

淡路島南部、緑豊かな三原平野の酒蔵10軒が合併し創業。造る酒の半分以上を山廃で仕込むことにこだわり続ける。米はすべて自家精米、時代の流れに惑わされず、手間暇かけた腰の強い酒造りを貫く。
会社名/都美人酒造 株式会社
創業年/昭和18年
杜氏/塚本 武彦(丹波)


夢忍ぶ
純米吟醸 淡麗中口
食中醇酒 +2.5〜+3.0

義経をしのぶ静御前の舞を浮かべて造られた、気品に満ちた一本。ほのかに吟香ただよう滑らかな美酒。 |
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造り
時代の流れに媚びず、創業以来「山廃もと」と「速醸もと」を併用。昔ながらの手法である山廃もとは非常に手間暇が掛かるので、醸造石数の半分以上を山廃で仕込む「都美人」は全国でも極めて稀少な存在と言えます。仕込水は、淡路島最高峰の論鶴山のやや硬水の伏流水。米は全量自家精米し、吟醸酒に用いる高精白米は3昼夜かけ丁寧に磨き上げます。全製品の麹・もと米は精米68%以下、掛米は70%以下とし、高品質の酒を目指しています。
歴史
淡路島は、国産み神話の舞台として古事記、日本書紀に登場する古代歴史ロマンの島で、オノコロ、イザナギ神社をはじめ各所に史跡、名刹が残されています。江戸時代は、阿波藩主蜂須賀氏の支配下に置かれ、明治9年に兵庫県に編入されました。蔵は昭和18年、島の南部の酒蔵10軒が合併して発足。酒銘「都美人」はその中の1軒で、もと伏見の酒造家の商標でした。創業当初に存在した様々の銘柄の中から、一番響きの良い名前を採用したいわれがあります。
環境
瀬戸内海最大の島である淡路島は、全島が瀬戸内海国立公園に指定され、鳴門の渦潮をはじめクロマツ林、日本水仙群生地など自然美あふれる島として、京阪神の観光客から親しまれています。平成10年の明石海峡大橋の開通により、文化と経済等が大きく変貌しようとしています。蔵は、島の南部、緑豊かな三原平野の田園地帯の中心部、三原町にあります。今日の文楽、舞台芸術の基を築いた「淡路人形浄瑠璃発祥の地」としても有名な地です。
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