諏訪泉 (すわいずみ・鳥取県)

大正以前に作られた厚い土壁が酒の命を守り続ける智頭の蔵。ろ過の必要もないほど澄んだ清水を仕込みに使い、酒つくりの基本である製麹経過に工夫を凝らす。甘辛ではなく、醪を完全に醗酵しきるのがこだわり。
会社名/諏訪酒造 株式会社
創業年/安政6年
杜氏/岡 賢太郎(鳥取)


滴翠
淡麗中口
食中爽酒 +2.0

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満天星
淡麗辛口
食中爽酒 +3.5

さりげない吟醸香。ふくよかな旨みと酸味の調和したキレの良いお酒です。 |
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造り
仕込水は極軟水で、ろ過の必要もないほどの清水を使用しています。米は近隣の酒蔵好適米を主に、平均精米歩合は57.3%となっています。酒造りの基本は麹にあると考え、独自の工夫をこらした麹箱を開発し、製麹経過も最高温度46〜48度と高い温度で造ることを特徴としています。甘辛にこだわらず醪を完全に醗酵しきることを心掛けています。
歴史
寛政年間、鳥取城主・池田候が智頭に山奉行を置いて植栽奨励に努め、杉の町、林業の町として栄えました。山陰山陽を結ぶ宿場町でもあり、参勤交代時の本陣跡や周辺の町並みが残されいます。戦国時代末期、落城した羽石城の城主・南條氏一族が落ちのびて智頭に住み着き、当初は鍛冶屋や旅館を営んでいましたが、安政6年(1859)に酒造業をはじめたのが「諏訪泉」の創業です。
環境
山陰地方の東南端、岡山県と兵庫県に接し、四方連山に囲まれた盆地に智頭町があります。人口約1万人。主な産業は戦前より林業、製材業、近年は電機部品製造も盛んです。全山紅葉となる芦津渓谷、13世紀より続く諏訪神社、杉の精を祀る杉神社などの名所があります。「諏訪泉」仕込蔵の建築時期は大正初期以前と推定されており、土壁が厚く防火と外気温の影響を最小限にするよう工夫されています。
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