若戎 (わかえびす・三重県)

伊勢詣で賑わった宿場街で、旅人の心を潤した美酒は健在。青山高原の澄んだ空気と水、契約栽培の優良米で高品質の酒造り。伊賀ゆかりの松尾芭蕉の句「年は人にとらせていつも若戎」が銘の由来。
会社名/若戎酒造 株式会社
創業年/嘉永6年
杜氏/中村 貢(但馬)


義左衛門
純米吟醸 淡麗辛口
食中爽酒 +3.0

義左衛門とは蔵の創始者。その心を形にし、芳醇でふくらみあり喉ごしよく後味軽く…と満点の出来。 |
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真秀
純米吟醸 中口辛口
食中醇酒 +3.0

手間をおしまぬ山廃造りで醸された純米吟醸。華やかな香りと味の調和がとれ、余韻が続きが続き飲みごたえあり。 |
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造り
関西の軽井沢と呼ばれる標高800mの青山高原の伏流水(軟水)を仕込みに使用し、原料米は朝夕の温度差があり米作りに適した伊賀盆地です。酒米の最高級である三重山田錦やヤマヒカリなどを契約栽培し、これらの原料米を平均精米歩合58%にまで磨いて使っています。平成8年度より普通酒の製造を廃し全て本醸造以上の特定名称酒だけを醸し、内80%を純米酒が占めています。
歴史
伊賀の歴史は古く、神々の国、伊勢への要所であることから宿場町として栄え、江戸の末期には多くの人々が「お伊勢さま」を目指してこの地を往来しました。「若戎」の創業は嘉永6年(1853)、8代目義左衛門が宿屋を転業し、杜氏の藤堂藩から酒造りの印礼を受けたことに始まります。銘柄名は芭蕉の句「年は人にとらせていつも若戎」から、純米吟醸「義左衛門」は創業者の名前から取っています。
環境
笠置、布引、鈴鹿の山々に囲まれた伊賀盆地の中に青山町があり、人口約1万3千人で、林業が盛んな町、1300年の歴史を持つ伊賀焼や国指定の伝統工芸品である組みひもの産地でもあります。俳聖・松尾芭蕉の生誕地であることからも俳聖殿が建てられ、直筆や遺品が納められている芭蕉翁記念館があります。蔵元の敷地内に平成2年、若えびす吟醸館をオープンし、若戎の酒造りの歴史、道具などを紹介しています。
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