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司牡丹
(つかさぼたん・高知県)
米・水・技・心を4大柱に、高知佐川に400年。「竜馬が行く」で司馬遼太郎氏が「一升半飲んでから口中にほのかな甘味が生じ・・・」と表現した酒は、酒豪土佐人が水のごとく飲みほす淡麗辛口。
会社名/司牡丹酒造 株式会社
創業年/慶長8年
杜氏/加島 義樹(広島)
華麗
純米大吟醸 淡麗辛口
食中爽酒 +5.0
華のように華麗でナチュラルな吟醸香。さらさらと汲めども尽きない魅力を秘めて、酒席に華を咲かせる。
純米大吟醸槽雫酒
純米大吟醸 淡麗辛口
単独薫酒 +5.0
類稀なる美しい香りは大吟醸の原酒ならでは。五味が一体となり口中をすべる絹のごとき大吟醸酒です。
船中八策
特別純米 淡麗辛口
食中醇酒 +8.0
坂本龍馬が船中にて考えたという策が、その名の由来。土佐のロマン漂う逸品は、抜群のキレの超辛口。
造り
米、水、技、心が蔵の4大柱。米は、ほぼ全商品の麹米・酒母米に酒造好適米の最高峰・山田錦を使用。水は、古来より神河と称される清流仁淀川水系の極軟水の湧水。これらを、軟水による酒造りの第一人者、広島杜氏の技で仕込みます。戦中戦後も貫いた品質至上主義は、時代環境に曲げられることのない真っ直ぐな心が支えてきました。現在の特定名称酒比率は70%に達しており、将来は100%を目指しています。
歴史
町には、約1万年前から人が住んだ記録が残ります。江戸期には土佐藩主山内家の主席家老深尾家が佐川1万石を封領、その際の御酒家が蔵の前身です。大正7年に、これらの酒造家が合同して現在の蔵を設立、佐川出身の明治維新の志士田中光顕元宮内大臣が「牡丹は百花の王、さらに牡丹の中の牡丹たるべし」との意味を込めて「司牡丹」と命名しました。蔵の近くには、同氏のほか志士の遺墨を集めた「青山文庫」や、町内出身の世界的植物学者牧野富太郎の旧家跡があります。
環境
高知県中西部、四国山系に囲まれた山紫水明の盆地に佐川町はあります。気候は温暖多雨、昼夜で大きい気温差を生かしての茶や梨、リンゴ等の栽培が盛んです。日本桜名所百選のひとつ牧野公園をはじめ土佐三大名園の2つを町内に有するほか、日本地質学発祥の地としても有名です。蔵は、町の中心部に90mに渡って連なる白壁の館。江戸末期の建造で、町の指定文化財でもある由緒正しい建物です。現在その一部を「酒ギャラリーほてい」として土佐の酒文化を広く提案しています。