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黒牛 (くろうし・和歌山県)

蔵内の井戸からくみ上げる紀州名水百選「万葉黒牛の水」を醸水に用い、じっくりと醸された味わいは、豊かなコクとキレの良さが冴える紀州の美酒。

会社名/株式会社名手酒造店
創業年/慶応2年




純米酒
純米酒 濃醇中口
食中醇酒 +1.0

紀州名水百選のひとつ「万葉黒牛の水」で醸されたお酒。ふくらみのある深い味わいで、まろやかさとほのかな香りのバランスが絶妙。

純米無濾過生原酒
純米 濃醇中口
食中醇酒 +1.0

まろやかな旨みたっぷりな味わい。甘味と酸味が調和して心地よく広がり喉ごしにすら旨みを感じさせる余韻の長いお酒です。



造り
バブル崩壊後の現在は、価格志向が強い一方で本物志向の流れも厳然としてあり、お値打ち勘のある本物(純米酒)の商品という蔵の路線が評価されてきたと感じています。また極端な淡麗辛口志向の見直しと各地、各蔵の個性も重視されつつあるなかで、蔵の風土に合わせた酒造りを目指しています。比較的やわらかい酒質と幅の広がった味わいです。
歴史
1866年(慶応2年)、当時この地で繁栄を極めた漆器職人達を顧客として酒造りを始めたのが名手源兵衛でした。安原村の自作農の出身で肥料商(名手屋)に奉公し認められ、暖簾分けを受けた由兵衛の三男であった源兵衛は、蝋燭の製造業に失敗したが、本家からの借入金200両で酒蔵の株を買い受け再起を図ったのが名手酒造の創業であります。
環境
和歌山市の南方約10キロに位置する海南市黒江は、室町時代から漆器産地として栄えた職人の町です。かつて奥まった入り江で、万葉集に「黒牛潟」として詠まれた風光明媚の地で、蔵の付近の浜辺に黒い牛の形をした岩があったと伝わっています。その後地震による隆起と埋立てにより黒牛を地名とする黒江の市街地が形成されました。



黒牛