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久寿玉 (くすだま・岐阜県)

北アルプスの麓、標高570mにある飛騨高山。飛騨の匠の技が今に生きるこの重厚な街並みの一角に300年以上の歴史を刻む。冷え込む真冬に仕込む酒は、風格のある濃醇辛口。地元の圧倒的支持を誇る。

会社名/有限会社 平瀬酒造店
創業年/元禄年間
杜氏/浅井 敏夫(越後)



丸一屋
純米吟醸 中口中口
食中醇酒 +3.0

ラベルに記された丸一とは、蔵元の昔の屋号。山に咲く花のようにやさしい香りと軽快な飲み口の味吟醸。

特別純米
特別純米 中口辛口
食中醇酒 +8.0

合掌造りの白川郷が描かれた純米酒は、地米のひぼまれを使って醸される。瑞々しい昔ながらの大辛口。



造り
北アルプス乗鞍岳からの伏流水と、地元産米「ひだほまれ」や「ひだみのり」を使用し、蔵内平均精米歩合は58%です。造りは伝統を重んじて、全て本醸造以上の特定名称酒を醸す蔵元です。
歴史
天正13年(1582)、豊臣秀吉の命を受けた金森長近が越前大野より入り、飛騨を平定しました。江戸時代には天領となりますが天領の中で陣屋(代官の詰所)が現存しているのは、唯一飛騨高山のみとなっています。「久寿玉」の正確な創業年は不明ですが、菩提寺の過去帳には元和9年(1623)に初代市兵衛の名が記され、元禄10年(1697)の造酒屋帳に高山五十六軒のひとつとして記録されているため、創業元禄年間としています。
環境
飛騨高山は本州の中心、日本の屋根と呼ばれる北アルプスのふもとに位置し、観光や木材加工を主とする昔ながらの城下町です。高山市内にある観光の中心である古い街並み周辺は江戸時代に栄えた地域で、現在は8軒の蔵元があります。標高570mにあるため、大陸性の気候に近く、夏は日中相当な気温となるものの朝晩は涼しく、冬は高原盆地特有の激しい冷え込みとなります。



久寿玉