開華 (かいか・栃木県)

渡良瀬川流域の穀倉地帯・佐野は名水の湧き出づる豊穣の地。米麦の集荷業も営み、自社田で採れた米を始め、全量自家精米。丁寧な小仕込みで造られる酒は、全日空のファーストクラスで供され空を飛ぶ。
会社名/第一酒造 株式会社
創業年/延宝元年
杜氏/力石 武司(越後)


風の一輪
純米吟醸 淡麗中口
食中爽酒 +1.5

渡良瀬河畔で咲き乱れるコスモス、そのイメージがこの一本に。華麗な香りと旨味が軽やかにそよぐ。 |
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造り
「開華」の造りは指定名称酒の比率が100%、蔵内平均精米歩合は57%となっています。使用する米の全量を自家精米で行ない、精米から蒸米までは近代化し、以後の仕込みは伝統の技法で仕込みます。蔵元の社是は「品質第一」、「お客様に良い商品を提供する」をモットーとしており、杜氏が年間を通じて蔵に駐在し、出来たお酒はビン詰、出荷まで責任をもって管理します。
歴史
佐野の始祖はむかで退治で有名な藤原秀郷で、約500年の統治後は場所により堀田家、井伊家の領地になりました。蔵元は堀田家の御用商人で、農業をしながら米造りを始めたのが延宝元年(1673)です。佐野は三方を山に囲まれ、前は利根川や渡良瀬川に守られ、戦国時代も外から攻められることがなく、食料も自給自足できた恵まれた地です。蔵元の農業とのかかわりも深く、現在も自社田で採れた米を酒造りに使用しています。
環境
関東平野の北端にある栃木県佐野は昔から交通の要衝として栄え、江戸時代は河川交通が盛んで江戸と地方の交流の拠点として人や物質の行きかった場所です。特産品としては天明鋳物や織物、最近は佐野ラーメンなどが有名です。「開華」の蔵は渡良瀬川を西に見る佐野の穀倉地帯にあり、近くには日本名水百選・「出流原弁天地」など、昔は至る処に水が湧き出していました。
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