越の誉 (こしのほまれ・新潟県)

日中国交正常化の晩餐会で外交に一役買った誉れ高き酒。前に日本海、後ろを山々に囲まれた柏崎の冬は地吹雪が舞う。その厳寒の中、越後平野の恵みと霊峰・米山山系の水を用い、越後杜氏が伝承の技で醸す。
会社名/原酒造 株式会社
創業年/文化11年
杜氏/平野 保夫(越後)


さかびと
純米 濃醇中口
食中醇酒 +4.0

地吹雪舞う柏崎の冬、黙々と酒造りにはげむ蔵人たちの一徹な美酒への思いが育てた純米酒。 |
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造り
仕込みに使用される水は米山山系の湧水です。このまろやかな軟水が「越の誉」の造りの原点にあります。サラリとしたやわらかい酒質は、全てこの水の特徴から醸されるといっても過言ではありません。原料米は地元産の酒造適合米・五百万石を主に使用しています。清冽な水と良質な地元米に恵まれ、冬の厳しい寒さといった地の利を生かした酒造りで「越の誉」は醸されます。
歴史
柏崎は江戸時代より北陸街道の宿場町として、また千石船による海運の町として栄えました。慶応4年から明治6年まで柏崎県が存在し、県庁が置かれていました。旧跡としては重要文化財である堂があり、また歌舞伎踊りの源流である綾子舞(重要無形民俗文化財)も有名です。「越の誉」は文化11年(1814)創業。昭和9年全国酒類品評会で連続3回の入賞を果たし、全国最高名誉賞の表彰を受けました。昭和47年には日中国交正常化調印の際、北京で催された晩餐会乾盃の酒として使用されました。
環境
日本海に面した柏崎市は民謡”三階節”で名高い名峰米山をはじめ、黒姫山、八石山といった秀麗な山々に囲まれた風光明媚なところです。冬期には日本海から吹きつける激しい風によって雪が舞い上がり、地吹雪がおこります。この厳しい気象条件の中で酒造りが行なわれますが、お酒の低温発酵には適しており、越後平野の米と清冽な湧水にも恵まれ、お酒を造るには最も適した環境です。
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