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一ノ蔵 (いちのくら・宮城県)

宮城の名醸蔵4つが企業合同した創業以来、南部杜氏の技が生きる手造りの酒を醸し続ける。酒質の安定度は抜群。無鑑査シリーズ、低アルコール発泡酒など、酒のあり方を問う気品ある姿勢が味に生きる。

会社名/株式会社 一の蔵
創業年/昭和48年
杜氏/菅原 万作(南部)



すず音
純米 淡麗甘口
食中爽酒 -70.0〜-90.0

淡雪のようなまろやかでなめらかな味の広がり、細やかな泡が清涼感を感じさせてくれます。

ひめぜん
純米 濃醇
食前 -60.0〜-70.0

すだちやかぼすを想わせるフルーツ香、軽やかな甘味と酸味が溶け合って果実や乳製品のような爽やかで涼やかな味わいを見せてくれます。


円融
純米 濃醇中口
食中醇酒 ±0〜+2.0

時と自然に磨かれた本物のおいしさを、完全円満を表す「円融」の名に託した山廃純米。

無鑑査純米酒辛口
純米 淡麗辛口
食中醇酒 +1.0〜+3.0

南部杜氏の技と心が生きる、端麗辛口タイプ。すっきりとした味わいは飲めども飲めども飲みあきしない。


無鑑査純米酒超辛口
純米 淡麗辛口
食中醇酒 +9.0〜+10.0

辛口にして伸びのある味わいは、つくりの技の見事さを自ずと語りだす。ドライな味わいが駆け抜けて爽快。


造り
昭和48年の創業当初から、主に本醸造と純米酒造りに取り組み、淡麗辛口の酒を造り出してきました。当時の1級・特級を上回る酒質の酒を手頃な価格の無鑑査2級として発売、その後の無鑑査酒ブームの先駆けとなりました。平成4年の級別廃止を機に、特定名称酒のみの製造、そして新商品開発は純米酒に限るとし、さらなる純米酒拡大に努めています。原料米についても9割を県内産米を使用、地域に根ざした酒造りを推進しています。
歴史
蔵のある松山町は、既に奈良、平安の昔から有力な豪族が住み中央との交通の要衝として繁栄していたことは、旧奥羽街道沿いに残る多くの史跡や伝説からも伺えます。1401年から200年間は遠藤家が、江戸期には仙台藩の重臣茂庭家が1万3千石を領し、千石城を中心に城下町として栄えました。蔵は、昭和48年それぞれ70〜290年の歴史を持つ県内4社の蔵元の企業合同により創立。以来、南部杜氏伝統の技と心を生かした手造りの酒を醸し続けています。
環境
仙台から北へ約40キロ、山間の松山町は農業を主幹産業とする山紫水明の静かな町です。蔵は、町の奥まった山峡を切り開いて作った13万m2におよぶ広大な敷地を有し、三方を緑の山に囲まれた公害とは無縁の自然環境です。平成7年には町の中心に松山町の施設「酒のミュージアム」と「華の蔵」からなる”醸華邑”がオープン。歴史と花の町、そして醸造発酵を核とした町造りの新名所として広く内外のお客様で賑わっています。



一ノ蔵